そば打ちや道具作りの指導をして頂いている、蕎遊庵・根本忠明氏の
「道具が技術を向上させる」との教えからそば打ち道具にもこだわりを製作などもしております
包丁
根本氏が考案し、鍛冶職人により手仕事により作られた
包丁です。
重心が手元にあってとても軽く感じられます。
この包丁を使ったら他の物は使えません。
麺棒
材料は木曾檜、桐、ヒバ、イチイです。普段は、延し棒は木曾檜を使います。
太さは25mm、長さは85cmです。
巻き棒には桐を使いますが、柔らか過ぎてすれてしまうので、漆を塗って使い、仕上げには80番~1000番のやすりを使用しています。
こま板
材料は杉と黒柿でできています。
幅は27cm長さ33cmです。
裏側にはうずくりが掛けてあり、こま送りがスムーズに
なります。
また、包丁が黒柿に当たる時、小気味良い音がします。
まな板
寄木のまな板です。接ぎ合わせて作られています。
そのため木が伸び縮みしても割れることがありません。
包丁の当たりが良く、包丁が傷みません。
刷毛・生舟
刷毛や生舟も手作りです。
既製品とは一味違います。
こね鉢
水回しをする際に、より早く、ムラ無く、水が回ります。
手作りだからこそなせる技です。
これだけの鉢はやはり自分で作らなければなりません。